円通寺(神奈川県山北町 谷峨駅)の話朱印(しゃべる御朱印)
円通寺
電話 :0465-77-2738 ウェブ :円通寺 住所 :神奈川県足柄上郡山北町谷峨303 アクセス:JR御殿場線「谷峨駅」下車、徒歩5分 駐車場 :24台駐車可能 |
話朱印を頂く場合は、お寺への事前予約が必要です |
スマホをかざすと、お坊さんが飛び出て法話をしてくれる御朱印『話朱印』を頂くことができます。御朱印には「宝冠釈迦如来」と書かれていますが、円通寺は冠を被った珍しい形式の釈迦如来をご本尊にしています。
話朱印で話をして下さる善浪邦元(よしなみほうげん)副住職は、お寺で坐禅会や写経会を行い、日頃からインターネット上で法話を発信するなど、精力的な活動をされているお坊さんです。また小学校の先生もされており、とても人当たりの良い穏やかな方でもあります。
話朱印ではお寺の歴史や仏教に関する話をして頂けます。悩みや苦しみも相談に乗って頂けるお寺ですので、お参りされてみてはいかがでしょうか。
円通寺は戦国時代の真っただ中、弘治3年(1557)に開かれた曹洞宗のお寺です。文明年間(1469~1487)の洪水で諸堂が崩壊して現地に移転したことから始まり、甲州武田家の臣であった武尾五郎左衛門祖先(長安善久大禅定門)の補けを得た蘭甫秀藝大和尚によって堂塔が完備されました。
本堂は明治26年に再建されたもので、立派な蘇鉄が植えられています。
■本堂と庫裏
ご本尊であり御朱印に尊名が書かれた宝冠釈迦如来は、本堂の須弥壇に安置されています。
■宝冠釈迦如来坐像(山北町指定文化財)
また円通寺では定期的に坐禅会や写経会、茶道など、様々な催しが行われています。今回は善浪邦元副住職との打ち合わせ後に、少し坐禅もさせて頂きました。
■本堂での坐禅
円通寺の写経会については宿坊研究会でも紹介していますので、よろしければこちらもご参照ください。
お寺の近くには、江戸に持ち込まれる鉄砲と江戸から抜け出す大名の妻などを監視した(いわゆる、「入り鉄砲と出女」)谷ヶ関所跡があります。現在は案内看板だけですが、歴史を感じる場所ですね。
また、円通寺の入り口や付近には、3か所駐車場があります。車でお参りに来られる方は、こちらに停めることができますよ。
■駐車場案内