話朱印を導入したい寺社の方へ
現在、話朱印を導入したいというお寺や神社を大募集しています。
話朱印はスマホをかざすとお坊さん・神主さんが出てきて、お話をしてくれる御朱印です。現実風景に画像を投影させるAR(拡張現実)技術を用いて、御朱印から現れたように表現しています。
システム的には一度設定してしまえば、あとは御朱印の中にマーカーと呼ばれるハンコを押すことと、お参りされた方が読むための説明用紙を印刷して渡すことだけで使用できます。
また御朱印を頂く側も、特別なアプリのインストールは不要です。普段から使用しているスマホのブラウザーのみで、動作させることができます。
話朱印を開発した背景
話朱印は株式会社寺社旅が運営しています。代表取締役の堀内克彦はこれまで宿坊研究会や寺社コンなどを運営し、様々なお寺や企業の顧問・アドバイザーを務めたり、各種メディアへの出演、僧侶・神職研修会での講演、書籍の執筆や月刊住職での記事連載などを行ってきました。
こうした寺社旅活動の中で、御朱印がせっかく盛り上がっているのであれば、それをもっとお寺や神社全般に興味を持って頂く入口にできないかと考えるようになり、この話朱印をスタートさせました。
ご存じの通り、御朱印は多くの方に人気あるテーマです。種類も多様化し、カラフルな印が押されたものや美しいイラストが描かれたもの、切り絵を用いた工芸品のようなものも増えています。また月替わりや行事ごとに作られる期間限定の御朱印も、あちこちで賑わいを見せてきました。
こうした御朱印を頂くことは、寺社をお参りする大きな楽しみになっています(私も大好きです)。そして御朱印人気の高いお寺や神社では、そこから得られる収入が経営を支える一つの柱にもなっています。
ただ一方で絵が得意でない方やデザインを業者に頼めない小さな寺社が、置き去りにされている点も否めません。また御朱印をただ集めるだけで、お参りがないがしろにされていると言われることもあります。
そこでお寺や神社があまりコストをかけずに導入できて、仏教や神道に直接つながる御朱印を作ることができないか。話朱印はそんな想いから誕生しました。
そのヒントになったのは、とあるお寺でご住職が御朱印をお渡しする時、一人一人にミニ法話を行っている姿を見たことです。参拝されている方もじっくりと話を聞いて、仏教への理解が広がっていました。
ただ参拝者に法話を毎回行うことは、よほどしっかり体制を整えていないとできることではありません。そこでAR(拡張現実)技術を用いればお坊さんや神主さんの顔を見ることができ、ご由緒や神様仏様のお話も聞けるのではと、話朱印を開発することにしました。
話朱印導入のメリットとコスト
話朱印の導入には、以下の7つのメリットがあります。
(1)お坊さん・神主さんの顔が見えて親しみがわく
(2)仏教・神道にふれる入り口になる
(3)他とは異なるオリジナル色を出せる
(4)導入の手間やコストが少ない
(5)非接触時代にも向く
(6)書き置きに理由ができ、作業負荷が減る
(7)頂いた御朱印を後で見返した時に、どこの寺社か分かる
詳細は以下のリンク先もご覧ください。
なお、デメリットとしては、顔を出すのが恥ずかしいと言われることがあります。こればかりはお坊さん・神主さんの性格や方針もありますし、無理にと言えるものではありません。
ただ自分の姿を表に出しても、お参りされる方と積極的にご縁を作っていきたいという方と、話朱印を一緒に作って盛り上げていけたらと考えています。
また導入に関して作業料は無料で行っていますが、以下にまとめた実費のみ寺社に負担をお願いしています。
・マーカー用ハンコ(1500円)
・写真加工システムの使用料(100円)
・導入作業に伺う千葉県からの往復交通費(遠方の場合は宿泊費も)
※写真撮影や録音など多少のデジタルスキルは必要になりますが、Zoomでお話ししながら一緒に設定することで交通費・宿泊費をかけずに導入することも可能です。
マーカー用ハンコは、以下のようなものを用意しています(言葉はこれ以外にも多数あります)。
その他、寺社のウェブサイトから話朱印サイトへのリンクも(可能な場合は)お願いしています。
なお、導入作業は順調にいけば2~3時間ほどですべて完了します。
話朱印導入の流れ
話朱印の導入には、以下の作業が必要です。
(1)ARシステムのアカウント作成
メールアドレス・携帯番号が必要となります。
(2)写真撮影
お坊さん・神主さんの姿で、全身写真を撮影します。事前に用意されたものを使用しても大丈夫ですし、導入当日に撮影することも可能です。
(3)話す内容の用意
話朱印起動時に流れるお話は、事前に用意されたものでも当日に録音したものでも大丈夫です(作業時にicレコーダーを用意します)。ただし話す内容(1~2分くらい)を事前に決めておいて頂くと、当日に録音する場合も作業がスムーズに進みます。
連絡先
もしも話朱印を導入したい、どのようなものかもっと詳しく話を聞きたいという寺社の方がいましたら、以下のフォームよりお問い合わせください。