祥巖山薬師堂(青森県佐井村)の話朱印(しゃべる御朱印)
長福寺
電話 :0175-38-2298 住所 :青森県下北郡佐井村古佐井黒岩 アクセス:JR大湊線「下北駅」から、下北交通バス「黒岩」下車、徒歩20分 |
話朱印は薬師堂に参拝時、各自で自由にお受け下さい(お賽銭に300円をお納めください) |
スマホをかざすと、お坊さんが飛び出て法話をしてくれる御朱印『話朱印』を頂くことができます。
話朱印で話をして下さる吉田眞永さんは、祥巖山薬師堂を管理している長福寺の副住職です。お坊さんであり整体師でもあり、お寺に来る子どもたちのためにミニ四駆コースを作ったら、TAMIYAから「寺四駆」活動として取り上げられるまでになってしまった多彩な方でもあります。
話朱印では薬師堂の歴史や信仰について、お話しして頂けますよ。長福寺と薬師堂はすぐ近くにありますので、一緒にお参りされてみてはいかがでしょうか。
祥巖山(しょうがんざん)薬師堂は、1724年に長福寺8世・水月萬江(すいげつばんこう)と信者によって、ご本尊の東方薬師瑠璃光如来、脇侍として地蔵菩薩、観世音菩薩の石仏を安置したところから始まったと伝わっています。
昭和5年(1930)には地域の発展と安寧を願う信者の要望により、現在の位置へと移りお堂も拡大しました。
■薬師瑠璃光如来、地蔵菩薩、観世音菩薩
また5月8日は薬師さまの日と伝えられています。前後の土日には祭典が行われており、病気平癒や眼病平癒などの御祈祷が行われるほか、参道には出店も並んで桜も咲くなど、各地から沢山の方がお参りに訪れています。
■薬師堂でのご祈祷
なお、薬師堂はすぐ近くにある長福寺によって管理されています。こちらのお寺は全国を旅しながら生涯に約12万体の仏像を彫ったと云われる江戸時代の僧侶・円空が彫った十一面観音立像が伝わっています。この観音様は高さが約180cmあり、全国にある円空仏のなかでも第二位の高さを誇ります。
また、お寺の中にはミニ四駆が走れるコースがあり、子どもたちに大人気です。この活動は『寺四駆』としてタミヤのミニ四駆公式ガイドブックにも掲載されています。
長福寺の活動については、「宿坊研究会」の長福寺紹介もご覧ください。