宝泉寺(埼玉県所沢市)の話朱印(しゃべる御朱印)
宝泉寺
電話 :04-2943-2467 ウェブ :宝泉寺 住所 :埼玉県所沢市北岩岡130 アクセス:・西武新宿線「新所沢駅」下車、タクシーで約10分 ・西武新宿線「新所沢駅」西口より、ところバス 北路線/富岡循環コース「富岡まちづくりセンター」下車 駐車場 :あり |
住職が留守にしている日もあるため、話朱印を頂く場合は事前に電話をした方が確実です。 |
スマホをかざすと、お坊さんが飛び出て法話をしてくれる御朱印『話朱印』を頂くことができます。宝泉寺のご本尊は薬師如来ですが、身体の悪いところを治してくれるご利益があり、「大醫王(大医王)」と呼ばれることもあります。このため御朱印にはこの尊名が書かれています。
また話をして下さる色摩真了住職は、ご詠歌を指導されているお坊さんでもあります。こちらは仏様の教えやお寺の縁起を歌詞とした仏教賛歌で、「阿字の子が阿字のふるさと立ち出でて また立ち帰る阿字のふるさと」と歌われています(その時により、入れ替えもあるかもしれません)。「阿」は真言宗で最も中心とされる大日如来を表す言葉ですが、この歌は私たちは仏様の子であり、人間界で修行をして仏の世界に帰っていくという意味があります。
宝泉寺の話朱印では住職が歌うこのご詠歌を、聴くことができますよ。
宝泉寺は所沢の静かな住宅街にあるお寺です。開山は天和3年(1683年)と伝えられており、古くからお参りされてきました。奥多摩新四国八十八カ所霊場の50番札所でもあり、境内には本堂や大師堂が建っています。
話朱印にも登場する色摩真了住職は、様々な場所で法話を行われています。特に西新井大師や巣鴨にある真性寺では、仲間のお坊さんと一緒に定期的な法話会を開催しています。
また宝泉寺でもイベントや教室が行われています。法話関係では短い法話とその内容について参加者同士で話し合う法話カフェがあり、その他に写経会やご詠歌の会なども開かれています。
本堂には江戸時代に作られた貴重な閻魔様の像が安置されていますが、こうしたイベント時にお参りすると拝観することができるかもしれません。
なお、お寺の入り口には広い駐車場もあります。特別な行事のある日でなければ、車でお参りしても大丈夫です。
宝泉寺の写経会については宿坊研究会でも紹介していますので、よろしければこちらもご参照ください。